自然栽培でお茶づくりを始めて16年の「善光園」さん
今日は自然栽培で(有機でも)お茶づくりを頑張られている善光園さんへ。新茶でつくられたほうじ茶は香りが良くて美味しい。お茶畑には蜘蛛の巣が張ってました。それが無農薬の証。
牧ノ原台地にある畑は、背の高い木で囲われていて、きれいに整備されていましたが、山奥の畑は草も伸びていていい感じに自然の状態が保たれ素敵な雰囲気でした。
増田さんはしきりに草取りが至ってないことを恐縮されていたのですが。
有機栽培40年の「人と農・自然をつなぐ会」へ
こんなところに、と思うほど深い山奥の畑で40年前から有機やってきたお茶園「人と農・自然をつなぐ会」へ取材で行ってきました。ここのお茶を普段から買っているお客さんたちが、子供からお年寄りまで紅茶づくりに参加されている素敵な集まりで。
消費者と生産者の交流、ってよく使われる言葉ですが、年月かけて積み上げられてきたものは目に見えないけどやっぱり大きい。
何より、多くの農家が後継者不足で悩むなか、優秀なお子さんたちが3人とも実家へ戻ってお茶づくりをやっているところがまた素晴らしい。
ダックホーと竹ぼうき除草機で田の草取り
佐渡へ田んぼの草取り取材へ。自然栽培で米づくりをする斎藤農園さんのお手伝いを。
持参した長靴がまったく使いものにならないほど深い田んぼで、足の付け根まである長靴を借り、ダックホーを使って、 農家さんと一緒にヒエやコナギの 草取りを。
慣れてくるとダックホーはなかなか使いやすいのですが、竹ボウキでつくった除草機は簡単そうに見えてなかなか力がいります。 深い田んぼでは引くだけで大変でした。
田んぼ作業の合間にいただいた斎藤農園さんの「 越後姫 (いちご) けずり」が驚くほどおいしかったので、佐渡へ行かれる機会あればぜひ斎藤農園さんのフルーツカフェを訪れてみてください。
イチゴが美味しいからに他ならないのでしょうが、凍らせたイチゴをそのまま削った冷たいスイーツで、イチゴの味が凝縮しててほんとにおいしいいです。
トキの格好したお母さんたちの盆踊りがかわいかったし(踊りはかなり難しい)、鬼太鼓(おんでこ)は迫力あり、ホタルの乱舞が見られ。
すごく素敵な時間でした。
ありがとうございました。
『自然栽培』の最新号は、医食同源がテーマ
『自然栽培』の最新号は、「食」「医食同源」がテーマです。
いまの医学は病気になってから治すことばかりで「“人の機能を保つ”という基本的なことに目を向けていない」という医師の話や、自然栽培の野菜の成分分析などの試みも。
先月は別の仕事で「薬草」「野草料理」の記事を書いていましたが、根底に流れる考え方はとても共通しているなと思います。
今回私は特集とは別に、豊田市の自然栽培でいちごをつくる野中さんの「みどりの里」へ。障害者が農業を行い、役割を担う「農福連携」の話。この農園では多くの障害をもつ方々が働いていて、毎日畑に出るようになってからみなが目に見えて症状が改善していったのだそう。
奇跡のような事実の話。
熊本の水の美しさは健在でした
数日時間がとれて熊本へ行ってきました。透き通るような水は健在で、ちょうど田植えの時期を迎えていました。
山都町はもう水も大丈夫で落ち着いていたものの、あちこちにいまだに残っている落石や、道が割れてガタガタのところも多く、その時ここに居たら一体どんな大きな音がしたんだろうと想像しただけで恐ろしかった。
それでも、透き通るようなわき水は健在で、ちょうど田植えの時期を迎えていました。主人も無事に農業継続しており、にんにくや梅の収穫に追われています。また夏に行きたい。
3月12日 水俣・芦北の食材を、広尾 アクアパッツァAcquaPazzaの日高シェフがイタリアンに
2月27日 梅の花の酵母からできた、新しい美容ブランド「MeDu」
島根県、石見銀山を拠点として”根のある暮らし”を提案する石見銀山生活研究所「群言堂」さんの新しい美容ブランド「MeDu」のお披露目会があるというので出席。2年ぶりに松場大吉さんや登美さんにご挨拶したかったこともあり。
とはいえ、私は地域系の雑誌が多くこの分野は疎いので、婦人画報の編集やっている友人Tちゃんと美容ライターのKさんに同行してもらう。
2年前に島根へ出向いた際に、大吉さんが興奮してしゃべっておられた梅の花から酵母が取れた!という話から、ようやく商品化に至ったことを改めて知る。メヅとは中国語で「梅」の意味だそう。スキンケア用のクリーム、ローション、石鹸、ゼリーなど。
多忙を極め、なかなか会えない友だちTちゃんに久々に会えたことも嬉しかった。